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2022.11.30
2022/11/30 西武HD、2022年3月期の連結業績予想を下方修正

㈱西武ホールディングス(後藤高志社長、東京都豊島区)は、9月29日開催の取締役会にて2023年3月期第2四半期(累計)及び通期連結業績予想を修正した。また、「子会社における固定資産の譲渡及び特別利益・特別損失の計上」も発表している。
下方修正の理由について同社では、今年8月以降の業績動向等や、同日発表した資産譲渡及び特別利益・特別損失に伴う影響を踏まえたとしている。
今年5月12日に公表した2023年3月期第2四半期(累計)の連結業績予想(2022年4月1日~9月30日)を修正しており、営業収益は2140億円から40億円減の2100億円、営業利益は150億円から40億円減の110億円、償却前営業利益は430億円から40億円減の390億円、経常利益は110億円から10億円減の100億円となる見通し。これにより、通期連結業績予想(2022年4月1日~2023年3月31日)も営業収益4160億円(前回公表4330億円)、営業利益130億円(310億円)、償却前営業利益700億円(880億円)、経常利益110億円(250億円)と予想している。

また、同日発表した資産譲渡による特別利益・特別損失計上では、今年6月30日付けで公表したホテル4施設が9月30日にシンガポール政府投資公社の子会社へ譲渡が確定したことで約690億円の特別利益(固定資産売却益)と、将来の回収可能性を検討した結果約140億円の特別損失(減損損失)を計上する見込みとしている。さらに、西武HD連結子会社である西武鉄道㈱が保有する埼玉県内の新武蔵丘ゴルフコース(18ホール、日高市)、久邇カントリークラブ(27ホール、飯能市)、武蔵丘ゴルフコース(18ホール、同)の3ゴルフ場について、ホテル・レジャー事業に係る資産を一元的かつ効率的に管理することを目的に、同連結子会社の㈱西武リアルティソリューションズ(齊藤朝秀社長、東京都豊島区)へ集約することとし、将来の回収可能性を検討した結果、約66億円の特別損失(減損損失)を計上する。
ホテル、ゴルフ場の他に旧としまえん(東京都練馬区)の土地の一部譲渡に伴う特別利益(約82億円)を計上しており、一連の特別利益、特別損失は22年3月期第2四半期及び通期連結業績予想に織り込み済みとしている。

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※「ゴルフ特信」第6854号より一部抜粋

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