一季出版株式会社

2020.12.25
2020/12/25 北海道オープン~9月入場者、前年比12・70%の減少に

北海道の2020年オープン~9月入場者状況が、北海道ゴルフリポート(札幌市)の調査でこのほど明らかになった。
それによると、判明したうち前年実績と比較可能なゴルフ場111コースの延べ入場者数は217万4698人で、前年同期の249万1144人に比べ31万6446人、12・70%減少し、2018年以来のマイナスとなった。延べ営業日数は1万9035日で前年同期に比べ361日減少している。

地区別(14地区)でみると、留萌地区(1コース)が前年同期比34・19%の大幅増加を記録したのをはじめ、十勝地区(7コース=帯広、幕別など)4・63%増、宗谷地区(4コース=稚内、枝幸など)3・72%増、上川地区(11コース、旭川、富良野など)0・39%増と計4地区が前年を上回った。あとの10地区はマイナスで、うち2桁減少となったのは石狩北地区(12コース、石狩、当別など)10・07%減、札幌地区(8コース)12・17%減、空知地区(10コース=由仁、栗山など)13・19%減、後志地区(小樽、ニセコなど)18・80%減、胆振地区(18コース=苫小牧、安平など)19・07%減、石狩南地区(17コース=北広島、千歳など)19・34%減の6地区だった。

北海道も新型コロナウイルスの影響が大きく、4月20・3%減、5月23%減、6月24・9%減の3カ月間は20%台の落込み、7月は10・7%減と回復の兆しをみせ、8月には1・9%減とマイナスながら前年水準を確保することができた。
9月については、14地区のうち11地区で前年を下回りトータル6・62%減と再び落込みが大きくなった。同リポートによると、9月は全道で降雨日や降雨予想が多い上、ツアー客や企業コンペ、特に大口のコンペキャンセルが減少要因になっていると分析している。

関連記事:2020/3/7 北海道2019年入場者、299万人で5・57%増

※「ゴルフ特信」第6573号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら