2020.03.07
2020/3/7 北海道2019年入場者、299万人で5・57%増
北海道の2019年ゴルフ場入場者状況が、北海道ゴルフリポートの調べで明らかになった。
それによると、112コース集計の延べ入場者数は299万3754人で、前年同期の283万5836人に比べ15万7918人、5・57%の増加を記録し、2年振りの増加となった。また、18ホール換算(総ホール数2448ホール)での入場者数は前年同期比1317人、6・36%増の2万2013人、延べ営業日数は同225日、0・93%増の2万4357日、会員制ゴルフ場における会員構成比は同0・2ポイントダウンの27・2%となっている。
地区別(14地区)の入場者状況をみると、日高地区(1コース)の前年同期比21・31%増を筆頭に、以下、札幌地区(8コース)10・39%増、胆振地区(18コース=苫小牧、室蘭など)9・05%増、渡島地区(8コース=函館、長万部など)8・34%増、宗谷地区(4コース=稚内、歌登など)7・09%増などと続いた。オホーツク地区(4コース=網走、北見など)のみが、営業日数が微増したものの1・51%減と落ち込んでいる。
北海道の2019年は、降雪が少なく融雪も進み3月が前年比33・78%増と幸先のよいスタートを切り、同月以降も4月5・27%増、5月4・00%増、6月1・06%増、7月3・63%増、8月2・82%増、9月は台風や胆振東部地震からの回復で29・78%増、10月9・06%増と前年比増加が続いた。11月は早めの降雪でクローズしたことから16・73%減、12月は速報値(19コース)で46・34%減と、年の最後は雪の影響がみられたが、「前年9月の台風21号、胆振東部地震によるマイナスをほぼカバーできた」(北海道ゴルフリポート)とまとめている。