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2019.11.16
2019/11/16 北海道オープン~9月入場者、前年比6・16%の増加

北海道の2019年オープン~9月入場者状況が、北海道ゴルフリポート(札幌市)の調査で明らかになった。
それによると、判明したうち前年実績と比較可能なゴルフ場112コースの延べ入場者数は248万3932人で、前年同期の234万6884人に比べ13万7048人、5・84%増加し、2年振りのプラスとなった。18ホール換算(総ホール数は2448ホール)は1万8264人で前年同期比1007人増加、延べ営業日数は2万289日で前年同期比302日、1・51%増加している。
地区別(14地区)でみると、日高地区(1コース)が前年同期比21・84%の大幅増加を記録したほか、渡島地区(8コース=函館、鹿部など)11・72%増、札幌地区(8コース)11・50%増、宗谷地区(4コース=稚内、枝幸など)9・36%増、上川地区(11コース=旭川、富良野など)6・85%増など13地区で前年を上回った。唯一、空知地区(10コース=由仁、栗山など)がマイナスとなったが、0・18%減と前年並みだった。

今年の北海道は、雪が少なく融雪も早くて3月が33・78%増と幸先よいスタートを切り、4月以降も天候に比較的恵まれて4月5・27%増、5月4・00%増、6月1・06%増、7月3・63%増、8月2・82%増と順調だ。
9月は20・78%増と3月に次ぐ大幅増加を記録している。台風や胆振東部地震で大きく落ち込んだ昨年の反動増となっており、地震で激減した日高地区(59・57%増)や胆振地区(44・70%増)は一昨年(平成29年)レベルに回復し、道全体の道外客数が60%を超える伸びをみせたとしている。

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※「ゴルフ特信」第6432号より一部抜粋

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