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2020.11.10
2020/11/10 上毛カントリー倶楽部(群馬)が年内でのゴルフ場閉鎖を表明

上毛カントリー倶楽部(18ホール、群馬県吾妻郡)が年内をもって営業を終了することを表明した。
10月19日からラスト日までは、前金制で食事なし・ロッカーなし・お風呂なしのオールセルフ・スルーの〝ただゴルフをするだけ〟スタイルで営業するという。10月19日以降の利用料金は平日3990円(2B割増1100円)、土・日祝日5980円(3300円増)。

同ゴルフ場は昭和51年開場の上毛森林CCが前身で、2年前に経営会社が自己破産したことにより、ゴルフ場等の再生で実績のあるノザワワールドグループの合同会社NW-2(茨城県ひたちなか市)が同年4月にゴルフ場資産の事業譲渡を受け、現名称に変更して営業してきた。
ゴルフ場では「降雪するまでの予定なので12月初旬頃までになりそう。その後は事業譲渡する予定なので、今後については当ゴルフ場ではわからない」としている。
進出2年にして新型コロナウイルス感染症が拡大する事態になり、ゴルフ場営業の条件も厳しくなった模様だ。

また、経営は異なるが同県下のゴルフクラブスカイリゾート(18ホール、群馬県沼田市)が8月18日付けでホームページに「休業のお知らせ」を掲載。「当クラブの給水ポンプの故障及び新型コロナウイルスにより、誠に勝手でございますが今シーズンの営業を終了させて頂きます。よろしくお願い申し上げます」と案内している。
同ゴルフ場は旧・沼田スプリングスCCで2006年に公募による入札で落札した会社が筑波学園GC(18ホール、茨城県)と業務委託契約を結ぶなどして運営していた。スカイリゾートはパブリックでもあり、詳しい案内は出ていないが、事業継承を模索していた時期もあるなど環境の変化でクローズとなったようだ。

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※「ゴルフ特信」第6557号より一部抜粋

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