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2020.11.11
2020/11/11 白山ヴィレッジGC(三重)津南警察署と覚書締結

ココパリゾートクラブ白山ヴィレッジGC(18ホール、津市)は、9月4日に津南警察署(旧・久居警察署)と、大規模な災害時に警察署の建物が使用不可能になった場合に警察の業務を継続して行うため同ゴルフ場施設を利用する覚書を締結した。
津南警察署の小谷寛署長とともに、覚書にサインした白山開発㈱の福田正興社長は「警察署の建物がハザードマップでゼロメートル地帯にあり、南海トラフなどの大規模な災害が発生した際に警察業務が行えなくなる。当ゴルフ場ならハザードエリア外にあり、施設が整っている。仮に大規模な災害が起きた場合はゴルフ場も営業できないので提供を申し出た」と話している。

同リゾートにはホテルアザリアがあり、他の地域から支援の方が訪れても待機所が十分に確保できる。またヘリポートもあり、中部地区の取材ヘリが飛ぶときには燃料補給などの中継基地にもなっている他、地域の避難所にもなるなど広大な面積と施設から防災や予備基地にもなると判断されたという。
同GCでは昨年10月に日本女子オープンが開かれ、多くのギャラリーが訪れたのは記憶に新しい。新型コロナで運動不足になりがちな子供たちにコースの一部を開放して地元にも喜ばれたところだ。

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※「ゴルフ特信」第6557号より一部抜粋

 

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