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2019.02.09
2019/2/9 中国地区平成30年ゴルフ場入場者、前年比5・56%の減少

中国ゴルフ連盟(CGU)は、平成30年入場者状況を先ごろまとめた。それによると、CGUに加盟する5県113倶楽部の延べ入場者数は393万9763人で、前年同期(114倶楽部集計)の417万1825人に比べ23万2062人、5・56%の減少となった。これで3年連続のマイナスとなる。また、1ゴルフ場平均入場者は3万4865人を数え、前年同期よりも1730人減っている。

県別の延べ入場者をみると、5県すべてで前年を下回っており、鳥取県(加盟8倶楽部)が延べ入場者数20万632人で前年同期比2・02%減となったのをはじめ、以下、岡山県(37倶楽部)が125万7655人で3・82%減、島根県(7倶楽部)が20万9067人で3・89%減、山口県(19倶楽部)が81万4285人で5・86%減、広島県(42倶楽部)が145万8124人で7・53%減と続いた。

広島県及び隣接する岡山、山口で大きく落ち込んだが、これは平成30年7月豪雨の影響。特に広島県では、営業できずクローズを余儀なくされたばかりかコースにまで被害を受けたゴルフ場もあり、豪雨のあった7月が46・15%減、8月が15・87%減、9月が15・86%減と3カ月連続2桁減少となった。
中国地区の30年は、その平成30年7月豪雨でダメージを受けるなどで、1年の3分の2が前年実績を下回り、前年に比べ好調な月が10月の7・60%増のみという厳しい1年だった。なお12月実績は山口県を除く4県でプラスを記録し、5県トータルでは延べ入場者数34万3981人で前年同月比0・98%増加している。

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※「ゴルフ特信」第6325号より一部抜粋

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