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2020.08.11
2020/8/11 ゴルフ練習場施設数、JGRAが最新調査結果を公表

公益社団法人・全日本ゴルフ練習場(JGRA、横山雅也会長、東京都渋谷区)は、5月31日現在での全国ゴルフ練習場施設数を集計し、ホームページで掲載した。
ゴルフ関連団体と連携・情報を共有し、施設数を調査したとしており、その結果、全国のゴルフ練習場の施設数は3485施設となり、前回(2019年12月31日現在)と比べ16施設、率にして0・46%程度の減少となった。施設の内訳はアウトドアが19施設減の2443施設、最近割合を増しているインドアが3施設増の1042施設で、ゴルフ練習場施設数の3割がインドアで占めている。
またアウトドア施設の地域別は関東の31・6%が群を抜き多く、中部・東海、関西、九州が12%台で続いている。一方、インドアは関東だけで58・6%と過半数を占め特に東京都は37・9%と全国のインドア施設の3分の一以上が集まっている。インドアで次に多いのも大阪府の10・9%でインドアは大都市に集中している状況だ。

ちなみに、今回の5月31日段階調査は3月から行っている関係で、昨年秋以降に閉鎖した施設があり、台風が主要因となったものとみられる。今次の新型コロナの影響は次回調査時に現われるものとみている。
同連盟では、練習場の抱える問題を解決しようと情報の共有化に取り組み、台風時や今次の新型コロナウイルスに対してのガイドラインを作成し、連盟に未加盟の施設に対しても情報を提供して、加盟数強化にも努めている。
日本ゴルフサミット会議で配布を始めた「新型コロナウイルス感染症対策 啓発活動用ポスター」に関しても中心的に取り組んだという。

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※「ゴルフ特信」第6526号より一部抜粋

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