一季出版株式会社

2020.03.05
2020/3/5 令和元年プレー料金指数、100・7Pで0・8%上昇

総務省統計局が発表した令和元年12月の全国消費者物価指数(27年基準、CPI)は102・2ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比0・7%上昇し、平成29年1月から36カ月連続での上昇が続いた。また令和元年の年平均は102・2Pで0・7%上昇し、3年連続の上昇となった。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の12月の全国指数は102・8Pで、前年同月比は1・1%上昇し、9カ月連続の上昇。「東京都区部」の12月のプレー料金指数は121・7P(1万4069円)で前年同月比2・7%上昇となり、同様に9カ月連続の上昇となっている。

また令和元年の年間平均指数(1~12月)も発表しており、全国ゴルフプレー料金の平均指数は100・7Pで前年比0・8%上昇し、平成27年基準を上回り、これで3年連続プラス(指数は28年度と29年度が99・3、30年度が99・9だった)となり上昇基調が鮮明になった。東京都区部の令和元年平均指数は109・2Pで前年比で2・7%上昇し、6年連続の上昇となった。
令和元年は降雪が少なく、一方で度重なる台風で災害の影響を受けた年だったが、全国的には前年よりも影響が少なく、消費税増税もあり、上昇したようだ。

小売物価統計による主要都市部の12月のゴルフプレー料金でみると、東京都区部が前出通り1万4069円(2・4%増)で最も高く、福島市が1212円(35・6%減)で低い。集計44都市のプレー料金は本紙集計の単純平均で5444円となり、前年の42都市での5396円と比べ0・9%の上昇となっている。

関連記事:2020/2/10 プレー料金11月指数、107・4Pで0・6%の上昇

※「ゴルフ特信」第6470号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら