一季出版株式会社

2019.03.08
2019/3/8 全国判明分の平成30年ゴルフ場入場者、前年比2・96%の減少

一部を除く全国の平成30年入場者状況が判明した。

首都圏5県及び新潟県を除く全国41都道府県(静岡、長野両県は一部ゴルフ場)1187コースの30年入場者数は4585万4084人となった。前年(1188コース集計)の4725万1940人に比べ139万7856人、2・96%の減少となった。また、1コース当たりの入場者は3万8630人となり、前年の3万9774人に比べ1144人、2・88%減少している。

地区ごとの延べ入場者状況は、北海道が5・37%減、東北地区が2・10%減、首都圏(栃木県、東京都、山梨県)が2・86%減、中部地区が1・99%減、関西地区が3・03%減、中国地区が5・56%減、四国地区が4・03%減、九州地区が1・81%減と全国で前年を下回った。各地区入場者で報じたように、30年は年明けの雪、7月の豪雨、夏の酷暑、9月の2度の台風といった異常気象が大きく影響した。中国地区は岡山、広島両県を中心に7月の豪雨で営業休止が長引くだけでなく、コースにも被害が及んだため、回復までに時間を要した。9月の台風は列島を縦断する形で進み、通り道のエリアでは倒木、停電などで長期クローズを余儀なくされたゴルフ場もあった。

なお12月の全国入場者は380万3135人で、前年に比べ8万337人、2・16%のプラスだった。九州地区、四国地区でやや低迷したものの、他の地区はおおむね好調だった。

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※「ゴルフ特信」第6331号より一部抜粋

 

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