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2019.12.03
2019/12/3 霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉)歴史やコース攻略を動画で公開

来年7月に東京2020五輪のゴルフ競技会場となる霞ケ関カンツリー倶楽部(36ホール、埼玉県川越市)は、国内外の方に倶楽部の歴史やコースを知ってもらおうと、昔からの会員が秘蔵していた測量時や造成時、または米軍に接収されていた戦時下の8ミリや16ミリフィルムの動画、写真を電子化し、同CCのホームページから「デジタルミュージアム」のボタンを経由して見られるよう下記アドレス(https://www.kasumigasekicc.or.jp/museum/theater/)で公開した。

ビジター、メンバー、英語版があり、誰もが開けるビジターサイトでも「シアター」、「写真で見る主要大会」、「コースの変遷」、「霞の歴史」とあり、1929年に藤田欽哉氏含め創設メンバー5名でコース設計した東コースの測量時の動画など、貴重な資料ばかり。同CCで開催し日本チームの優勝で第1次ゴルフブームをまきおこした1957年のカナダカップや過去の日本オープン、日本女子オープン、歴代のジュニア大会、松山英樹選手が優勝した2010年のアジアアマなどの大会も放送局の協力でダイジェストで見られる豪華版。加えて、東コースの改造設計を担当したトム・ファジオ氏が18ホールのコース攻略を英語で解説(日本語で字幕あり)しており、コース経験がない国内外の一般の方でも五輪のコースが予習できる楽しみが加わっている。
五輪開催が来年に迫ってきていることから10月17日より一般公開したという。過去の大会は放送局との関係もあり、公開は期限付きとなりそうだが、少なくとも来年一杯は全プログラムが楽しめるという。

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※「ゴルフ特信」第6437号より一部抜粋

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