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2018.11.21
2018/11/21  アコーディア、四街道ゴルフ倶楽部(千葉)を子会社化

㈱アコーディア・ゴルフ(田代祐子代表取締役社長、東京都品川区)は、11月1日に四街道ゴルフ倶楽部(18ホール、千葉県四街道市)を経営する四街道カントリー㈱の株式を取得し、子会社化したことを発表した。〝今後、来年4月のリニューアルオープンに向け、乗用カートの導入やクラブハウスの改修などの設備投資を行い、ゴルファーにとってより快適なサービスを提供することで、皆さまから愛されるゴルフ場を目指してまいります〟と説明している。
 同ゴルフ場の概要は、四街道カントリー㈱とスポンサー契約(6月11日締結)時に発表した通り18ホール、パー70(高麗1グリーン、全長5816ヤード)で東関東道・四街道ICから約4キロ、京葉道路・貝塚ICから約5キロに位置し、東京駅・品川駅周辺から車で1時間以内、さらに電車ではJR四街道駅から無料送迎バスで約10分(約2キロ)と非常にアクセスに優れたゴルフ場と紹介している。

 コースは、樹木により巧みにセパレートされた林間コースとし、初級者や女性ゴルファーから人気が高い一方、随所に設置されたバンカーがプレーヤーに正確なクラブ選択を要求するため上級者も楽しめるレイアウトと表現。今回、特に夏場にニーズの高い乗用カートを導入することにより、さらに快適なラウンドを実現するという。
 今後同ゴルフ場では「ACCORDIA GOLFポイントプログラム」を活用することにより、同GC利用者だけでなく、アコーディア・グループが近隣で運営する練習場の「アコーディア・ガーデン四街道サンビック」、「アコーディア・ガーデン志津」、「アコーディア・ガーデン千葉北」の利用者の利便性も向上し、各施設の相互利用が促進されることが期待できるとしている。

 四街道カントリー㈱は、「債権額の70%弁済」という破格の弁済率により、債権者の多数の賛成で9月12日に再生計画が可決、認可決定となっており、官報公告を経て10月11日に再生計画認可決定確定となった。
 同再生計画に基づき、スポンサー契約を行った㈱アコーディア・ゴルフが四街道カントリー㈱の減増資により11月1日に100%子会社としたもの。100%減資後、引受株式数は200株(普通株)で募集株式の払込金は1000万円(募集株式1株につき5万円)。
 アコーディア・ゴルフの発表によると11月1日現在、135のゴルフ場と27のゴルフ練習場を運営(運営受託契約含む)しているとしている。

 ちなみに、四街道カントリー㈱の申請代理人の中島広勝弁護士(星総合法律事務所、東京都中央区)他によると、債権者への弁済日は一般債権者(退会済み会員含む)が12月末日(実際の振り込み日は来年1月4日)、退会する会員が来年1月末日となる。継続会員は弁済額である債権額の70%が新預託金(10年据置き)となる。

関連記事:2018/9/28  四街道ゴルフ倶楽部(千葉)再生計画案可決し認可決定

※「ゴルフ特信」第6300号より一部抜粋

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