2026.04.14
2026/4/14 25年コース名称変更、前年と同じ10コースに
ゴルフ場名変更は、2025年は10コースとなり、前年と同じ21世紀ではもっとも少ない数の名称変更となった。
ゴルフ場の名称変更は、経営交代の増加で2004(平成16)年の98コースがピークとなり、08年に63コースがあった以降は30コース前後で推移、さらに16年に39コースと増えた後は20コース強で推移し、22年に10コースと減少した後、再び23年に22コースと20コース台に戻ったが、24年と25年は22年と同じで今世紀最少となった。
25年に名称変更した10コースの内、名称変更の最大要因は6コースの経営交代で、その比率は6割となった。ゴルフ場の法的整理が少なくなってきた中で、経営交代の割合は23年が64%(集計時)、24年も7割を占めていたが、25年と同様だった。もっとも、利根GC(18ホール、茨城県)も3年ほど前に経営交代していたので、これを含むと前年と同じ7割となる。
名称変更時期ごとに見ていくと、東京レジャー開発㈱を買収したカイトゴルフ合同会社は、買収した3コースのうち、前グループの屋号だったカバヤGCを、25年4月にひたち大宮GC(27ホール、茨城県)に変更した。
㈱レンブラントホールディングス子会社の㈱ATPは、25年1月にダイナスティGC有明の資産を取得し、施設の改修工事を行い、7月にレンブラントゴルフ倶楽部札幌(18ホール、北海道)としてリニューアルオープンした。ホテル等経営も行う同社にとって、ゴルフ場はレンブラントGC御殿場(18ホール、静岡県)に続く第2弾となった。
鹿島建設㈱と運営委託契約を締結したANAホリデイ・インリゾート軽井沢は、ホテル等をリニューアルし、ネイチャーヒルズ軽井沢CC(18ホール、群馬県)に名称変更し、群馬県で初となる大手外資系ホテルの誕生と紹介した。
GORA KADAN FUJI GOLF(36ホール、静岡県)は、経営が変わった老舗旅館経営の㈱強羅花壇がゴルフ場横に高級旅館を建設し、ゴルフ場もリニューアルオープンした。
ウイングトワGC(18ホール、三重県)は6月に経営が変わり、10月にアリジCC花垣Cから名称変更した。
LiVE MAXGC栃木(18ホール、栃木県)はビジネスホテル等運営のLiVE MAX初のゴルフ場運営で11月に南栃木GCから名称変更した。
26年は、富士グリーンヒルGコースと、隣接の富士ヘルスCCが新クラブハウス完成を機に4月に富士グリーンヒルCCに統合する。これで静岡県の既設ゴルフ場数は1カ所減少する。和倉GCは本号で紹介したように4月にチェリーゴルフ和倉コースへ変更する。
なお、西酒造は2022年2月から鹿児島ゴルフリゾートを閉鎖してウイスキーの蒸留所「御岳蒸留所」として稼働させており、その施設名のまま26年春にゴルフ場の営業を再開する予定で、ゴルフ場スタッフ募集の案内では、近代的な設備とアートのようなコースデザインが目を引く。ウイスキーのカスク(樽)オーナー専用施設になるという。
