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2025.10.31
2025/10/31 全国判明分2025年上半期入場者、前年比2・16%減

北海道から九州地区にかけての全国判明分(41都道府県)の上半期(1~6月)入場者状況をまとめた。
今年上半期は、全国1142コースの延べ入場者数2234万2526人で、前年同期の2283万6258人に比べ49万3732人、率にして0・91%の減少となった。2023年の前年比1・41%減、24年の2・16%減に続くマイナスとなっている。また、1コース平均入場者を算出すると、今年上半期は1万9564人を数え、前年同期よりも432人少なかった。

地区別の上半期の増減率を北から順にみると、北海道1・89%減、東北地区7・59%減、栃木・東京・山梨3都県0・18%増、中部地区3・38%減、関西地区1・99%減、中国地区2・90%減、四国地区1・88%減、九州地区1・16%減。増加は栃木・東京・山梨3都県のみで、東京都は2%台の増加ながら41都道府県でトップの伸び率だった。北海道及び中部地区以西は1~3%の減少となっており、中部・中国地区は日本海側の県で大きく落ち込んでいる。東北地区では、山形・岩手・秋田3県で2桁マイナスとなったのが大きく影響した。
一方、6月の全国判明分入場者は1142コースで425万4322人を数え、前年同月の442万6626人より17万2304人、3・89%減少した。前年実績を上回ったのは沖縄・宮崎2県のみで、あとの39都道府県は減少し内13府県で5%以上のマイナスなっている。昨年よりも早い梅雨明けとなったが、全国的に猛暑日が続いたことが入場者減少の要因とみられる。

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「ゴルフ特信」第7257号より一部抜粋

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