2025.08.13
2025/8/13 リソルHD、25年3月期決算、インバウンドで拡大
リソルホールディングス㈱(東京都新宿区)は5月8日に、2025年3月期(24年4月1日~25年3月31日)の決算短信(連結)を発表した。同期の連結決算は、売上高が前期比10・4%増の284億円、営業利益が同26・3%増の26億8100万円、経常利益が同31・8%増の25億6600万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同38・1%増の19億5000万円と、増収増益となった。
セグメント別ではホテル運営事業部門が売上高148億88百万円(前期比20・5%増)、経常利益25億14百万円(前期比90・9%増)と好調。ゴルフ運営事業部門では、底堅いゴルフ需要や韓国を中心としたアジア諸国からの宿泊を伴うゴルフ利用、前年度に取得した入間CC(埼玉)の運営の通期寄与もあったが、夏場の猛暑や台風、2月・3月の天候不順など気象要因の影響を受けた結果、売上高は前期比3・1%増の83億5700万円で、経常利益は前期比11・2%減の9億3300万円になったとしている。
リソルの森事業部門は、ゴルフ部門(真名CC)が、インバウンドの受注が大きく伸長、リゾート部門は24年10月に愛犬と泊まれる高級ヴィラエリア「Dear Wan Spa Garden」が開業するなどで、売上高39億74百万円(8・6%増)、経常利益3億04百万円(24・9%増)と大きく伸びた。
その他、福利厚生事業部門は売上高9億65百万円(6・8%増)、経常利益62百万円(36・2%増)となった。
今後の見通しについては、グループを取り巻く事業環境は、訪日客数、インバウンド需要が継続的に拡大することで引き続き好調な状況が見込まれると報告。
ゴルフ運営事業では、夏場の利用者減少への対策として、全コースへのクーラー付きカート導入や、フェアウェイ乗り入れ、暖地型芝への転換によるコースメンテナンス強化などを推進する。これにより、オフピーク時の稼働率平準化と収益力強化を目指す。「フェアウェイフロントヴィラ事業」では観光目的のツーリスト層にも対応できる高級リゾート化を目指す。またVR等のデジタル技術を活用した新たな事業展開も検討。M&Aによるゴルフ場の取得も継続する。また仕入れの統一化やソーラーカーポートの活用などで、コスト適正化を一層強化する考えとしている。
26年3月期の通期業績は、売上高が5・6%増の300億円、営業利益が同11・9%増の30億円、経常利益が同9・1%増の28億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5・1%増の20億5000万円と連続増益を見込んでいる。