一季出版株式会社

2023.07.05
2023/7/5 日本の富裕層が増える、世帯数はアベノミクス以降増加

日本の富裕層が増えていると野村総合研究所が3月に発表しているので紹介したい。同研究所は2021年の日本における純金融資産保有額別の世帯数と資産規模を各種統計から推計し、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計され、富裕層の世帯数と純金融資産総額の増加傾向は継続していると報告した。

純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」および同5億円以上の「超富裕層」を合わせると148・5万世帯で、内訳は富裕層139・5万世帯、超富裕層9・0万世帯。この合計世帯数は2005年以降、最も多かった2019年から15・8万世帯増加した。富裕層・超富裕層の世帯数はアベノミクスが始まった2013年以降、一貫して増加しているという。

同研究所では事業のオーナーが富裕層に多いとして、将来の富裕層予備軍であるスタートアップ起業経験者にアンケートも実施している。

「ゴルフ特信」第6927号より一部抜粋

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