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2023.07.03
2023/7/3 北海道3月入場者、暖冬少雪に気温高く前年比7倍増

北海道の3月入場者は、前年同月に比べ7倍増を集客したことがゴルフ業界情報サイトの北海道ゴルフリポート(札幌市)の調べでわかった。
それによると、14地区中8地区の計29コースで営業でき、延べ入場者は2万7414人を数えた。前年同月は営業14コースで3772人だったので、それに比べると今年は営業コースが15コース増え、延べ入場者数が2万3642人増えたとしている。

地区別の状況をみると、石狩南地区(北広島、千歳など)6コースで4536人(前年同月ゼロ)、空知地区(由仁、栗山など)1コースで575人(ゼロ)、胆振地区(苫小牧、室蘭など)11コースで1万3816人(930人)、日高地区1コースで1064人(292人)、渡島地区(函館、長万部など)3コースで4081人(1040人)、上川地区(旭川、富良野など)1コースで779人(239人)、釧路地区(鶴居、釧路など)2コースで966人(60人)、十勝地区(帯広、幕別など)4コースで1597人(1211人)。胆振地区では、6割のゴルフ場が今シーズンの営業をスタートさせている。

同リポートによると、今年3月入場者数は「暖冬少雪に加え3月に入ってから気温の高い日が続いた」ことが増加要因と分析している。稼働日数が272日で前年同月の40日よりも232日も多く、今年の北海道は早くからゴルファーがゴルフを楽しめているようだ。
ただ、1日当たりの入場者数でみると「この23年間では上から7番目タイの101人。一昨年の119人に対しては18人減で、天候に恵まれて客足が伸びたとはいえ若干力強さに欠ける内容」(同リポート)と報告している。

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「ゴルフ特信」第6926号より一部抜粋

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