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2023.03.30
2023/3/30 米国のゴルフコース参加者、50万人増の2560万人に

NGF(米国ゴルフ財団)は1月26日にゴルフコース参加者が2022年に再び増加したことをレポートした。
同レポートによると、ゴルフコース(on-course)のみの参加者は2022年に再び増加し、50万人のゴルファーが純増して合計2560万人になった。
過去3年間で130万人のオンコースゴルファーの純増があり、2022年は5年連続でグリーングラスへの参加が全体的に増加したとしている。これは20年間では起こらなかったとしている。

それと、オフコース(Off-course)のみのゴルファーの増加がより大きく、コース参加者が前年比で2%増加したのに対し、オフコースは前年比で13%増加した。予想通り、オフコースでの総エンゲージメント数 (行動者数、2790万人) は、初めてコースでプレーする人々を上回ったとしている。
全体として、ゴルフの米国の消費者ベースは現在、記録的な4110万人を示し、3つの異なる参加者グループがある。その内訳はイラスト図で示し、ゴルフ全体の参加者は全体41・1百万人で、オンコースのみ13・2百万人(平均年齢46歳、うち女性28%、白人以外22%、10万ドルの世帯収入42%)、オフコースのみ15・5百万人(31歳、40%、40%、40%)、そして両方に跨るのが12・4百万人(42歳、23%、22%、52%)。オンコース+両方は25・6百万人、オフコース+両方は27・9百万人と集計している。

NGFに登録したメンバーはこれらレポートをダウンロードできるようになっている。2022年のコースラウンド数など詳細は数週間以内に情報がアップされるようだ。
過去に韓国ゴルフ協会の調査を紹介したが、米国でもコース外でのゴルフ参加が若者や女性を中心に増えたものだ。日本では参加率こそ韓国や米国に及ばないもののゴルフ練習場やゴルフ場でも利用者数の伸び率はここ3年間で大きく伸ばしていることが予想される。

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「ゴルフ特信」第6899号より一部抜粋

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