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2021.11.25
2021/11/25 米国ゴルフラウンド数、前年急増の反動で減少気味に

NGF(米国ゴルフ財団)はゴルフデータテック社の調査により、毎月の米国ゴルフ場のラウンド数を紹介しており、昨年夏の急増の反動で減少したことがわかった。
それによると8月のラウンド数は前年8月より7・3%の減少となった。昨年8月は夏休み、ユーススポーツ、その他のスポーツが制限されたために約21%も前年と比較して増加していたと報告。さらに今年8月はかなり降水量が多かったとしており、ウィスコンシン州、ミシガン州、イリノイ州、オハイオ州などの北東部中央地域では、8月の降水量は53%増加し、ラウンド数は12%強減少したという。

ちなみに今年7月も3・9%減少、6月は0・4%増加で前年に急増した反動からマイナスが目立つようになった。昨年は秋にかけてさらに急増していたことから前年を上回るのは厳しいと予想されるが、NGFのレポートではベースがコロナ前より大きく上がったためか、悲観的な見方は今のところ少ないようだ。

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※「ゴルフ特信」第6719号より一部抜粋

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