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2022.05.16
2022/5/16 東北地区1~3月入場者、前年比19・06%の減少に

東北ゴルフ連盟(TGA)は、2022年1~3月入場者状況を先ごろまとめた。
それによると、TGAに加盟する6県102倶楽部の延べ入場者数は25万5956人で、前年同期の31万6236人に比べ6万280人、率にして19・06%の大幅減少となった。また、1倶楽部平均入場者数は2509人で、前年同期より591人減少している。
県別の延べ入場者状況をみると、6県すべてで2桁減少となっており、減少率の小さい順に、宮城県(加盟27倶楽部)が延べ入場者数13万157人で前年同期比10・99%減、福島県(22倶楽部)が10万500人で15・42%減、岩手県(18倶楽部)が1万6248人で35・97%減、青森県(11倶楽部)が3906人で50・64%減、秋田県(14倶楽部)が3621人69・26%減、山形県(10倶楽部)が1524人で75・09%減。

東北地区の今年1~3月は雪の影響が大きく、青森、秋田、山形3県は1月と2月の実績がゼロとなった。2月は特に雪が多く、岩手県(93・84%減)、宮城県(41・35%減)、福島県(26・00%減)の3県は営業できたものの前年に比べ大きく落ち込んだ。
3月は、宮城県が0・11%増とわずかに増えたが、あとの5県は福島県10・55%減、岩手県32・50%減、青森県50・64%減、秋田県69・26%減、山形県74・43%減。地区全体では延べ入場者数15万5820人で前年同月比16・15%減となっている。16日には福島県沖地震が発生し宮城、福島両県のゴルフ場でコースやハウスに被害が出て、数日のクローズを余儀なくされたところもあったが、宮城、福島両県の入場者実績をみると地震の影響は限定的とみられる。

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※「ゴルフ特信」第6786号より一部抜粋

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