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2022.02.17
2022/2/17 栃木、東京、山梨2021年入場者、2桁プラスを記録

栃木県、東京都、山梨県の昨年12月入場者が判明し、2021年1~12月の3都県の入場者状況も明らかになった。
12月は、栃木県(県ゴルフ場協議会調べ、100コース)が延べ入場者数40万2595人で前年同月比4636人、1・16%の増加、東京都(都支配人会調べ、16コース)が8万4338人で同2465人、3・01%の増加、山梨県(県支配人会調べ、38コース)が14万962人で同2177人、1・57%の増加。3都県トータルでは、154コースで延べ入場者が62万7895人を数え、前年同月に比べ9278人、1・50%の増加となっている。
12月の各都県についてみると、栃木県は北地区を中心に雪のため数日クローズに見舞われたものの他の地区が健闘した。東京都は営業日数が前年と同じ日数だったが客足が伸びた。山梨県は県内来場者の落込み(前年同月比4633人、8・84%減)を県外客がカバー(同6810人、7・88%増)した。

12月実績を含めた年間入場者は、栃木県が444万1247人で前年同期比44万3686人、11・10%の増加、東京都が92万5153人で同13万1人、16・35%の増加、山梨県が167万5119人で同25万7238人、18・14%の増加、3都県トータルでは704万1519人で同83万925人、13・38%の増加と2桁プラスだった。

2021年の好調は、4~5月の増加。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言発出という事態に、ゴルファーのゴルフ控えだけでなく営業を休止するゴルフ場が続出、3都県とも前年実績を半減した。ところが今年は、ゴルフをこれまでしたことのない若い世代のプレーが増え、長引くコロナ禍に昨年に比べコロナ慣れも手伝って、各都県とも大きな回復をみせている。他の月も、8月を除いてはおおむね好調だった。
なお、コロナ前の2019年実績と比較すると、栃木県は19年比3・66%増、東京都6・15増、山梨県13・56%増で、3都県計では6・19%増となっている。

関連記事:2021/11/30 栃木、東京、山梨1~9月入場者、トータル17・42%増

※「ゴルフ特信」第6757号より一部抜粋

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