一季出版株式会社

2021.08.27
2021/8/27 全国判明分の6月入場者15・12%増、上半期は18%増

北海道から九州地区にかけての全国判明分の2021年6月入場者状況が各ゴルフ団体及びゴルフ誌の調べでわかった。
北から順に増減率をみていくと、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、111コース)が前年同月比16・37%増、東北地区(東北ゴルフ連盟調べ、102コース)が8・30%増、栃木県(県ゴルフ場協議会調べ、100コース)が17・11%増、東京都(都ゴルフ場支配人会調べ、16コース)が20・81%増、山梨県(県ゴルフ場支配人会調べ、38コース)が22・04%増、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、201コース)が10・63%増、関西地区(関西ゴルフ連盟調べ、238コース)が15・41%増、中国地区(中国ゴルフ連盟調べ、109コース)が16・11%減、四国地区(四国ゴルフ連盟調べ、58コース)が11・73%増、九州地区(九州ゴルフ連盟調べ、193コース)が20・80%増となっている。

全国40都道府県トータルでは、延べ入場者は438万8773人を数え、前年同月の381万2242人に比べ57万6531人、15・12%の増加。これで3カ月連続の2桁増加を記録(4月52・39%増、5月29・11%増)している。
昨年は、新型コロナウイルスの国内感染が拡大したことを受け初めての緊急事態宣言が発出された4月が全国的に大きく落ち込み、同宣言が解除された5月と6月も客足の回復が鈍かった。今年は、新型コロナが終息しないうえ、都市部やその周辺で緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が発令されているなど、昨年と状況的にはさほど変わらない。しかし、ゴルフ場におけるコロナ対策の浸透、3密回避のゴルフへの参加者増、コロナ慣れなどから、入場者数は堅調だった。

なお、6月入場者を加えた今年上半期(1~6月)の状況についてみると、全国40都道府県トータルは1168コースで延べ入場者2275万214人を数えた。前年同期(1171コース集計)の1927万9581人に比べ348万633人、18・00%増加している。コロナ以前の一昨年(2019年)同期実績(1174コースで2215万1994人)と比較すると、59万8220人増、2・70%増となっている。

関連記事:2020/3/12 全国判明分の2019年入場者、前年比3・46%の増加

「ゴルフ特信」第6685号より一部抜粋

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