一季出版株式会社

2021.08.29
2021/8/29 6月プレー料金指数、全国12カ月、東京16カ月上昇

総務省統計局が発表した令和3年6月の全国消費者物価指数(2015年基準、CPI)は101・7ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で、前年同期比0・2%の上昇となり、5月で1年2カ月振りにプラスに転じた後で2カ月連続の上昇となった。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の6月の全国指数は108・1Pで、前年同月比は0・9%上昇(5月は2・9%上昇)し、これで12カ月続いての上昇となった。「東京都区部」の6月のプレー料金指数は137・9P(1万4625円)で前年同月比8・9%上昇(11・3%上昇)し、16カ月連続の上昇となったが、11カ月続いた2桁増加が途切れた。

また、小売物価統計による主要都市部の6月のゴルフプレー料金でみると前記通り、東京都区部が1万4625円(8・9%増)で最も高く、増加率は青森市が41・4%増(3182円→4498円)で高い。松山市は36・9%増(7400円→1万133円)と松山英樹プロのマスターズ優勝の影響もあるのか、先月に引き続き上昇が目立った。
逆に福島市は19・7%増だが1515円とプレー料金が最も低く、減少率は岡山市が先月から引き続き42・0%減(3758円→2181円)と低い。集計46都市のプレー料金は本紙集計の単純平均で5569円となり、前年の46都市での5581円と比べ0・2%の下落。これで6カ月振りの下落となっており、回復一途ではなく都市間でバラツキが出てきたようだ。

関連記事:2021/7/23 プレー料金指数、全国11カ月、東京15カ月上昇

※「ゴルフ特信」第6686号より一部抜粋

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