一季出版株式会社

2021.07.05
2021/7/5 バンリューゴルフ、兵庫・広島の2コースを取得

㈱バンリューゴルフ(兵庫県姫路市楠町99の5)は、ホームページにて6月1日付けで、姫路相生カントリークラブ(18ホール、昭和50年4月開場、兵庫県相生市)と広島紅葉カントリークラブ(27ホール、昭和51年6月開場、広島県廿日市市)がグループに入ったことを公表した。
両ゴルフ場運営の㈱A.Cインターナショナル(ACI)の新設分割でそれぞれのゴルフ場事業を承継し新設された㈱姫路相生カントリークラブと㈱広島紅葉カントリークラブの株式を㈱バンリューゴルフが取得し、ゴルフ場事業を承継したという。

すでにグループホームページもリニューアルし、ネット予約も始めている。姫路相生CCについては〝西播磨丘陵に広がるフラットで雄大なコース、広々とした雄壮感と林間の趣のあるプレーが楽しめます〟。広島紅葉CCは〝変化に富んだ戦略的な27ホールズは、挑戦意欲を湧き立たせ攻略心を存分に満たしてくれます〟と紹介している。
同グループによると、新設分割による事業継承ということからそれぞれの会員や預託金は従来通り、継承するとしている。
同グループとしては今年4月1日にグループに入った伊東CC(静岡)に続くゴルフ場の買収となり、グループゴルフ場数は15コースとなった。

一方、2コースを手放した㈱A.Cインターナショナル(ACI)は、ジャスダックに上場する㈱アジアゲートホールディングス(松沢淳社長、東京都港区)が昨年10月に、ゴルフ・リゾート事業の土地・建物の譲渡や、株式譲渡及び不動産譲渡契約の締結に向けて協議に入ると表明していた。今年3月17日の情報開示で、ACIの株式とシェイクスピアCC(18H、北海道)、姫路相生CC、広島紅葉CCの不動産譲渡が完了したと発表した。譲渡先はすでに発表されていた南太平洋のサモアに所在するTrue Harmonic Group(Cui Taoディレクター、資本金1米ドル=Cui Tao氏出資、2019年5月設立)で、ゴルフ場不動産の譲渡先はゴルフ場事業を行うACIとしていた。
ACIでは、シェイクスピアCCと米山水源CC(同、新潟県上越市)の2コースは引き続き運営を継続している。

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※「ゴルフ特信」第6663号より一部抜粋

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