一季出版株式会社

2021.06.17
2021/6/17 プレー料金指数、全国9カ月、東京14カ月上昇

総務省統計局が発表した令和3年3月の全国消費者物価指数(2015年基準、CPI)は101・8ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)となり、コロナ禍の影響で8カ月連続の下落となった。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の3月の全国指数は96・8Pで、前年同月比は1・5%上昇し、これで9カ月続いての上昇となった。「東京都区部」の3月のプレー料金指数は123・5P(1万3098円)で前年同月比20・1%上昇、4月は140・5P(1万4897円)で前年同月比10・3%上昇し、3月で12カ月連続、4月で13カ月連続の上昇となった。
3月の指数が出たことで令和2年度でみると全国のゴルフプレー料金の指数は101・4Pで3年連続増加、東京都区部は128・0Pで5年連続増加となった。

また、小売物価統計による主要都市部の3月のゴルフプレー料金でみると前記通り、東京都区部が1万3098円(10・1%増)で最も高く、増加率は前橋市が41・8%増(2273円→3223円)で高い。逆に福島市は1289円(6・4%増)でプレー料金が最も低く、減少率は岡山市が31・3%減(3758円→2580円)で低い。集計40都市のプレー料金は本紙集計の単純平均で5272円となり、前年の44都市での5217円と比べ1・1%の上昇となっている。これで3カ月連続の上昇となった。

関連記事:2021/3/20 令和2年プレー料金指数、101・1Pで0・5%上昇

※「ゴルフ特信」第6653号より一部抜粋

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