一季出版株式会社

2020.10.27
2020/10/27 ㈱平和、連結業績、今期売上高は13・7%減予想と

パチンコ等の機器メーカーで、ゴルフ場事業のPGMホールディングス㈱(PGMH、田中耕太郎社長、東京都台東区)を完全子会社としている㈱平和(嶺井勝也社長、東京都台東区)は8月21日に未定としていた2021年3月期(2020年4月1日~2021年3月31日)の連結業績予想及び株主優待制度を発表した。
同期の連結業績予想は、売上高が1248億円(前年同期1445億73百万円)で、営業利益69億円(235億51百万円)、経常利益63億円(232億78百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益10億円(158億72百万円)と見込んでいる。売上高の対前年度比は13・7%減となる。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響を合理的に算定できないとして連結業績予想を未定としていたが、現時点で入手可能な市場動向等をもとに算定したという。
またこれを受けて、株主優待制度も変更する。変更の理由としては、株主数が年々増加し、これに応じて株主優待に係る費用も大幅に増加していること。加えて2021年3月期は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により同社グループを取り巻く経営環境は急激に変化し、今後も先行き不透明な状況が続くものと思われる等とし検討した結果、変更することにしたという。同社グループが運営するゴルフ場で平日及び指定月の土日祝日の料金から1枚につき1名の支払い総額の一部から最大3500円割引が可能であったが、21年3月期は最大1000円分利用できる制度に変更する。
贈呈回数は2回(基準日は9月末と3月末)は変更なし。新株主優待制度の適用開始は今年9月30日現在の株主名簿に記載された株主よりとなる。また保有株数に応じて贈呈される株主優待券は従来100株以上だったが、200株以上に変更となる。なお、未定としていた9月末の中間配当は40円の予想と公表した。

関連記事:2020/10/10 ㈱平和の第1四半期業績、新型コロナで売上高56%減少

※「ゴルフ特信」第6551号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら