一季出版株式会社

2020.10.15
2020/10/15 判明分の全国7月入場者、トータルで2・78%の減少に

7月のゴルフ場入場者状況は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が薄らいでいるものの、雨に左右された。
地区別の増減率をみると、北海道が10・67%減少したのをはじめ、東北地区が7・24%の減少、関東3都県(栃木、東京、山梨)計が5・92%の減少、中部地区が5・08%の減少、関西地区が0・71%の増加、中国地区が2・01%の増加、四国地区が3・32%の増加、九州地区が2・78%の増加と続き、西高東低の傾向となっている。

7月は例年に比べ梅雨が長く、北海道から北陸までが長梅雨の影響が大きく出ている。一方、中部以西(32府県=福岡県北部と南部を合わせて1県としてカウント)では、岐阜県(10・40%減)や熊本県(11・70%減)で「令和2年7月豪雨」によって厳しい落込みをみせたものの、20県(関西以西では19県)が前年を上回っており、長崎県(11・39%増)、宮崎県(12・20%増)、沖縄県(11・14%増)の3県で10%超のプラスを記録している。
一方、判明分の1~7月累計では、延べ入場者が1173コースで2322万4286人を数え、前年同期(1175コース)の2621万1420人に比べ298万7134人、11・40%の減少となった。
41都道府県全てで前年実績を下回り、そのうち44%に当たる18都道府県で10%超のマイナスを記録している。

関連記事:2020/9/28 全国の上半期判明分入場者、前年比12・97%のマイナス

※「ゴルフ特信」第6549号より一部抜粋

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