一季出版株式会社

2020.10.11
2020/10/11 6月プレー料金指数、107・2Pで0・9%下落

総務省統計局が発表した令和2年6月の全国消費者物価指数(27年基準、CPI)は101・6ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月と同じとなった。4月と5月はともに0・2%下落が続いたが下落が止まった。
また、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の6月の全国指数は107・2Pで、前年同月比は0・9%下落し、5月の0・8%下落に続き2カ月続いての下落となった。「東京都区部」の6月のプレー料金指数は126・6P(1万3421円)で前年同月比4・8%上昇となり、こちらは4カ月連続の上昇となっている。しかも東京都区部の7月速報は116・7P(1万2373円)ながら前年同月比は19・3%の上昇と異常値が出ており、対象ゴルフ場が変更となった可能性がある。

一方、小売物価統計による主要都市部の6月のゴルフプレー料金でみると、先月に引き続き、さいたま市が1万3638円(2・5%増)で最も高く、福島市が1266円(34・8%減)で低い。集計46都市のプレー料金は単純平均で5581円となり、前年の47都市での5634円と比べ0・9%の減少となっている。これで3カ月連続の減少となった。
4~6月は新型コロナの影響で消費者物価指数以上の客単価減や入場者減が明白になっており、消費者物価指数や小売物価統計では実態を反映しきれていない可能性がある。

関連記事:2020/8/14 5月プレー料金指数、107・7Pで0・8%下落

※「ゴルフ特信」第6547号より一部抜粋

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