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2020.07.10
2020/7/10 西武ホールディングス、通期連結業績予想を下方修正

㈱西武ホールディングス(後藤高志社長)は12日、2020年3月期の通期連結業績予想数値の修正を発表した。
それによると、営業収益は前回公表(2月6日)に比べ192億円減の5545億円、営業利益は106億円減の568億円、経常利益は104億円減の487億円、親会社株主に帰属する当期純利益は353億円減の46億円とした。

修正理由については、①新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ホテル業で宿泊や宴会、食堂の利用が減少したことに加え、外出やイベントの自粛による行楽需要の低下やレジャー施設のクローズ、イベント中止など2月6日時点の想定を超える影響を受けたこと、②同社の連結子会社が保有する一部の固定資産について特別損出(減損損失)を計上する見込みとなったこと--としている。
各セグメントのうち、ゴルフ場を含むホテル・レジャー事業をみると、営業収益が前回公表に比べ137億円減の2091億円、営業利益が94億円減の80億円、償却前営業利益が91億円の254億円を予想している。

なお固定資産の特別損失は4月30日に公表しており、将来の回収可能性を検討した結果2020年3月期第4四半期会計期間において250億円程度を計上する見込みという。減損損出を計上する見込みの事業所及び額は、久邇CC(27H、埼玉)119億円(概算)、竜王Gコース(18H、滋賀)12億円(同)などとなっている。

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※「ゴルフ特信」第6513号より一部抜粋

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