一季出版株式会社

2020.07.09
2020/7/9 令和元年度プレー料金指数、100・7Pに上昇

総務省統計局が先ごろ発表した令和元年度の全国消費者物価指数(2015年基準、CPI)は102・0ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比0・5%の上昇となり、これで3年続けての上昇となった。

一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の令和元年度の全国指数は100・7Pで前年同月比は0・6%上昇し、2年度続けての上昇となった。元年度は東日本で9月や10月の台風など悪天候による入場者減もあったが、料金指数が前年度比で下落したのは1月だけという堅調さで、コロナ禍が心配された3月も1・1%上昇という結果となっている。
ゴルフクラブの令和元年度は106・6Pと2015年基準を上回っているが、前年度比では6・1%の下落となり、ここ数年は1年毎に上昇、下落を繰り返している。
安定のゴルフ練習場の令和元年度は100・7Pで前年度比1・3%上昇となっている。

また、小売物価統計による主要都市部の3月のゴルフプレー料金は東京都区部が1万1893円(前年同月比5・0%増)で最も高く、福島市が1212円(前年同月比35・6%減)で最も低い。集計44都市のプレー料金単純平均は5217円で、前年同月の42都市での5298円と比べ1・5%の下落となっている。前年同月比で上昇は29都市、下落は13都市と上昇の都市が多かったが、一部で大きく平均を押し下げる下落があった。

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※「ゴルフ特信」第6513号より一部抜粋

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