一季出版株式会社

2019.12.19
2019/12/19 首都圏2019年上半期入場者、前年同期比2・79%増

首都圏の2019年上半期(1~6月)の入場者状況が、本紙の調べでこのほど明らかになった。
東京都を除く10県(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、新潟、長野、山梨、静岡)のゴルフ場利用税に基づく入場者状況を調査。10県の施設数(ゴルフ場数)は860施設で、前年に比べ3施設、0・35%の減少となった。

860施設の延べ入場者数は1660万7982人で、前年同期の1615万6686人に比べ45万1296人、2・79%増加した。
県別では、新潟県(44施設)が延べ入場者数46万568人で6・01%の増加となったのをはじめ、以下、山梨県(41施設)72万1271人で前年比5・69%増、神奈川県(52施設)125万252人で4・71%増、埼玉県(84施設)195万265人で4・44%増、栃木県(123施設)226万8627人で3・78%増、静岡県(94施設)172万9757人で2・70%増、茨城県(114施設)256万6632人で1・98%増、千葉県(163施設)380万7145人で1・73%増、群馬県(74施設)127万2429人で1・56%増、長野県(71施設)58万1036人で2・53%減と続いた。

一方、1施設当たり入場者については、10県トータルで1万9312人を数え、前年同期よりも590人、3・15%の増加となった。県別では長野県を除く9県で人数が増加し、茨城県(2万2514人)、埼玉県(2万3217人)、千葉県(2万3357人)、神奈川県(2万4043人)で2万人を超えている。

首都圏の今年上半期は、1月が雪で減少した昨年の反動から9県でふた桁伸び率となり10県トータル17・24%増を記録。2月以降は、2月2・77%増、3月8・14%増、4月2・77%減、5月0・16%増、6月1・79%減となり、大型連休を控え入場者増に期待がかかったものの前年割れした4月、そして6月を除けば、堅調に推移したといえる。
ちなみに、10県の上半期延べ入場者に東京都の上半期実績(都支配人会調べ、16コース集計)を加えると1704万4012人となり、前年同期の1657万1370人に比べ47万2642人、2・85%増となる。

関連記事:2019/11/29 判明分の全国1~9月入場者、前年比4・95%のプラス

※「ゴルフ特信」第6443号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら