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2019.04.28
2019/4/28 フジテレビやドコモ等で新体感ゴルフラウンドシステム

フジテレビは、㈱カヌチャベイリゾート(沖縄県名護市)、㈱NTTドコモ(東京都千代田区)と共同で、第5世代移動通信方式(5G)を活用した新たなスポーツ体験の創出に向け、フジテレビとドコモで共同開発した新体感ゴルフラウンドシステム「ジオスタGOLF」の実証実験を3月23日から3日間、沖縄県のカヌチャゴルフコース(18ホール、名護市)にて実施した。

発表によると同実証実験では、ドコモが2020年春に商用サービス開始を目指す5Gが持つ「高速大容量」、「低遅延」という特性を活かし、リアルタイムでドラコン競争など、複数組でプレーするゴルフコンペの新たな楽しみ方を実現するという。

コースで第1打目を打つティグラウンドに設置したカメラや、ヘッドスピード、ボール初速、スピン量、飛距離などを26のパラメーターで測定するトラックマンから得られる打球データを5Gを介してリアルタイムにジオスタGOLFサーバーへ伝送・CG化処理を行い、ゴルフカートやクラブハウスに設置したタブレット端末に伝送する。これにより、他の組でプレーするゴルフコンペ参加者全員の打球を相互に視覚的に確認することが可能になるとしている。

また、本実証実験で得られた打球データをゴルフラウンド終了後にレッスンプロと振り返り、ゴルフラウンドでの実際のショットに対してレッスンを受けることができる、新しい遠隔ゴルフレッスンが可能になるという。今後3社は、実証実験で得られた成果を活かし、カヌチャゴルフコースをはじめとした全国のゴルフ場における新たなゴルフラウンド体験を創出するシステムの実現を目指すとしている。NTTドコモ沖縄振興推進室では「5G環境を構築して実験したところ運用可能なことがわかった」と話しており、実用化は未定なものの5Gを活用した取組みを今後も検討していくという。

 

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※「ゴルフ特信」第6354号より一部抜粋

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