2026.07.12
2026/7/12 3月訪日外客数、3月として過去最高も中東は減少
日本政府観光局(JNTO)は、今年3月の訪日外客数を発表した。3月の訪日外客数推計値は前年同月比で3・5%増加の361万8900人となり、2カ月連続の増加となった。1月は4・9%減だったものの2月の6・4%増もあり、1~3月累計で1068万3500人、前年同月比1・4%増となり、昨年に続き2年連続で3月までの累計で1000万人を突破した。
説明によると、例年3月下旬ごろから桜シーズンを迎えることに加え、4月のイースターに合わせたスクールホリデーによる訪日需要の高まり等もあり、東アジアでは、韓国、台湾、東南アジアでは、ベトナム、マレーシア、欧米豪では米国、英国を中心に訪日外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となった。米国、ベトナム、英国など7市場で単月過去最高を更新したほか、台湾、韓国、マレーシアなど13市場で3月として過去最高を記録した。
中東地域はイランを巡る戦争もあり、3月は30・6%の減少。中国は55・9%減と渡航自粛が続いている。国・地域別では韓国が15・0%増の79万5600人で最多となり、1~3月は22・0%増の305万8100人でトップ。2位は台湾で3月が24・9%増の65万3300人、1~3月は25・7%増の204万1500人で続いた。
一方、出国日本人数は3月が6・7%増の151万9000人で、2カ月振りの増加となり、2月の7・4%減はあったものの1~3月累計で4・8%増の368万4900人となった。
観光庁のインバウンド消費動向調査によると、26年1~3月期の訪日外国人旅行消費額(速報)は2兆3378億円となり、前年同期比2・5%増と推計された。国籍・地域別では、台湾が3884億円(構成比16・6%)で最も大きく、韓国3182億円(13・6%)、中国2715億円(11・6%)、米国2592億円(11・1%)、香港1482億円(6・3%)の順となった。1人当たり旅行消費支出推計額は22万1千円(0・6%減)と推計されるとし、国籍・地域別にみると、その他(41万2千円)、フランス(40万7千円)、オーストラリア(40万4千円)の順で高く、韓国は10万4千円で最も低かった。
観光庁が全国29の空海港でアンケート調査した「インバウンド消費動向調査」の26年1~3月分は7743人から回答があり、回答した訪日客のうち0・7%(前年同期0・6%)の62人(52人)が「ゴルフ場・スポーツ施設利用料」で消費したと回答し、選択率は同じでも人数は増加した。国別で多いのは韓国9人(10人)、香港9人(2人)、オーストラリア7人(0人)など。「ゴルフ場・スポーツ施設利用料」の平均購入単価は1万9607円(1万5217円)で中国3万2975円(4813円)、香港2万9040円(5万3855円)、オーストラリア2万8838人(0円)などが目立った。
特に「ゴルフ場・スポーツ施設利用料」選択率はオーストラリア3・1%、フランス2・9%と高く、近隣のアジア以外のゴルファーも増えている。またインバウンド客が減っている香港や中国からの利用者も少なくないようだ。
