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2026.07.11
2026/7/11 宇都宮カンツリークラブ(栃木)第66期決算は来場者増で増収増益

栃木県の宇都宮カンツリークラブ(27ホール、宇都宮市)を経営する㈱宇都宮ゴルフクラブは、第66期(2025年1月1日~12月31日)の有価証券報告書をまとめ、関東財務局に報告した。
同社では「お客様ファースト」の精神のもと、ホスピタリティを磨き上げ顧客満足度の向上を図ることを経営の基本方針として掲げており、同期は年間目標来場者数4万5000人に対し、実績は前年同期比6・6%(2819人)増の4万5343名となり、目標を達成した。

この来場者増に伴いプレー収入が増加し、全体の売上高は前事業年度比3・4%増の4億3961万円と増収を確保した。利益面では、人件費や水道光熱費が増加したものの、減価償却費や修繕費の減少により売上原価が抑制された。その結果、営業利益3144万円(前年比62・2%増)と大幅な増益を達成。名義書換料の減少により営業外収益は減少したものの、経常利益は2896万円(同27・7%増)、当期純利益は2408万円(同49・1%増)を計上している。
セグメント別に見ると、ゴルフ場事業は売上高3億7780万円(同4・3%増)、営業利益82万円(前年は1367万円損失)と黒字転換を果たした。また太陽光発電事業(東京電力パワーグリッド㈱への売電)は売上高6180万円(同1・4%減)、経常利益2717万円(同8・5%減)と減少したが、安定した収益基盤に貢献した。

今後の経営課題として、ゴルファーの高齢化に対応するため、若年層・女性・初心者が参加しやすいイベントの企画や、SNSを活用した情報発信を強化し、来場者数のさらなる確保に取り組むとしている。サステナビリティ面では、コースコンディション維持に必要な薬剤や肥料について、自然環境へ配慮したものを継続使用する。また人材育成においては、ハローワークやインターネットを活用した多様な中途採用を目指し、従業員の処遇改善を図る方針だ。
一方、事業上のリスクとして、昭和51年に募集した預託金会員の償還について、多数の返還請求があった場合の財務への影響を懸念している。資金の源泉を主に金融機関からの借入金に依存していることもあり、安定的な営業収入の獲得を通じた財務内容の改善を今後の課題としている。
なお、同社は26年3月30日の定時株主総会にて水沼富美男代表取締役社長が代表取締役会長に就任、後任の代表取締役社長には佐藤英雄代表取締役副社長が就任している。

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ゴルフ特信」第7358号より一部抜粋

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