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2026.02.14
2026/2/14 2024年度全国ゴルフ場利用者、前年度比2・43%の減少

一般社団法人・日本ゴルフ場経営者協会(NGK、東京都千代田区)は、ゴルフ場利用税に基づく2024年度(2024年4月~2025年3月=利用税の徴税データより集計しているため、ゴルフ場利用者数としては24年3月~25年2月の実績)の全国ゴルフ場利用者状況を調査し、発表した。
発表によると、全国47都道府県のゴルフ場数は、2172ゴルフ場(隣接都府県にまたがる18ゴルフ場があることもあり、実稼働は2154ゴルフ場)となり、前年度に比べ15ゴルフ場、0・69%減少し、これで15年連続マイナスを記録している。都道府県別では増加したところはなく、減少したのは北海道の4ゴルフ場をはじめ栃木県3ゴルフ場、青森県及び兵庫県各2ゴルフ場、新潟県、静岡県、鳥取県、島根県各1ゴルフ場だった。
利用者数についてみると、全国47都道府県の2024年度は8750万1672人を数え、前年同期の8968万3371人に比べ218万1699人、率にして2・43%減少した。2年度連続のマイナスを記録している。

都道府県別では、速報(7247号)時点で唯一茨城県が増加となっていたが、確定した今回の発表では同県(0・65%増)に加え東京都も2・27%のプラスとなっている。減少は45道府県となり、石川県(25ゴルフ場)が前年度比12・62%減と唯一の2桁減少を記録、石川県に次いで島根県(7ゴルフ場)9・64%減、鳥取県(11ゴルフ場)9・60%減、福井県(13ゴルフ場)6・17%減、京都府(32ゴルフ場)5・82%減、山口県(32ゴルフ場)5・40%減、新潟県(41ゴルフ場)5・33%減などと続き、5%以上落ち込んだ石川県から新潟県までの7府県は日本海に面したところに集中している。
エリア別では、北海道から九州・沖縄にかけて全てのエリアで前年度を下回り、関東エリアが茨城、東京2都県のプラスによって0・54%の微減にとどまったが、他のエリアは2%以上のマイナスとなり新潟・北陸エリアでは7・53%減と大きく落ち込んだ。

1ゴルフ場当たりの利用者数は4万286人で、前年度に比べ1・76%減少した。エリア別では、北海道が0・42%増と唯一の増加で、関東エリアが0・06%減と前年並み、東北、中部・甲信、関西、中国、四国、九州・沖縄の6エリアが1~3%の減少、延べ入場者で大きく落ち込んだ新潟・北陸エリアでは6・55%減少している。
NGKによると、コロナ禍以前には団塊の世代の全てが後期高齢者に移行する2025年度には延べ入場者利用者数が7000万人台になるのではと予測。しかし、突如として襲来したコロナパンデミックにより「コロナバブル」と呼ばれる現象が起こり、2020年度に9100万人強を記録した。その後、コロナの収束に伴い23年度以降は2年度連続で減少したが、24年度の数値はコロナ禍前の19年度(8597万人)と比較すると、依然として153万人増加となっているとしている。
なお、24年度のゴルフ場利用税総額は431億01百万円で、前年同期比1・9%減となり、2年度連続の下落だった。1人当たりゴルフ場利用税額は646円で4年度連続上昇し、過去最低額だった20年度からは15円上昇した。

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「ゴルフ特信」第7299号より一部抜粋

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