2025.10.28
2025/10/28 6月全国プレー料金指数、114・4で高水準維持
総務省統計局が発表した令和7年6月の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は111・4ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比3・3%上昇(5月は3・7%上昇)なり、前月より0・4ポイント低下したが7カ月連続3%以上の上昇となり、21年4月以降51カ月連続の上昇となった。うるち米99・2%増、コーヒー豆40・2%増、おにぎり19・1%増、一方で高等学校授業料94・1%減など。エネルギー関係は電気代5・5%増などで2・9%の上昇となった。
全国のゴルフプレー料金の令和7年6月全国指数は114・4Pで前年同月比では1・8%上昇となり6カ月連続の上昇となった。この指数は5月の116・6Pより2・2P低下し、前年同月比の上昇率は5月と同じだったが、季節要因で最高値は更新しなかった。東京都区部の6月ゴルフプレー料金指数は116・5Pで5・4%の大幅上昇(5月は5・7%の上昇)となり、24カ月連続の上昇。全国と同じく季節要因により5月に記録した26~27年振りの最高値の更新とはならなかった。
一方、小売物価統計による主要都市部の6月のゴルフプレー料金最高額は東京都区部の1万5168円(前年同月比5・4%増)で最安は福島市の1533円。上昇率は26・4%増(2957円→3737円)の前橋市、下落率では22・1%減(8070円→6283円)の金沢市が目立つ。
6月の集計46都市のプレー料金単純平均は5759円で、前年同月の46都市5752円より、34円、0・6%の上昇(2カ月連続上昇)となった。
