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2025.10.24
2025/10/24 北海道2025年上半期入場者、前年比1・89%の減少

北海道の2024年上半期(オープンから6月末まで)の入場者状況が、北海道ゴルフリポート(札幌市)の調べで明らかになった。

それによると、2025年上半期の延べ入場者数は、前年と比較可能な14地区108コース(2367ホール)で110万4383人にのぼり、前年同期の112万5621人に比べ2万1238人、率にして1・89%減少し、2年連続のマイナスを記録した。延べ営業日数は8775日で前年同期比6日、0・07%の減少とほぼ前年並み。1コース平均入場者数は前年同期比197人減の1万226人だった。

地区別の入場者状況では、札幌地区(7コース)が前年同期比0・80%増、石狩南地区(北広島、千歳など17コース)が0・34%増となり、2地区が前年実績を上回った。あとの12地区はマイナスで、オホーツク(網走、北見など4コース)が0・09%減、胆振地区(苫小牧、室蘭など19コース)が0・67%減、留萌地区(1コース)が1・18%減と続き、十勝地区(帯広、幕別など7コース)、渡島地区(函館、鹿部など5コース)、石狩北地区(石狩、江別など12コース)の3地区で5%以上落ち込んだ。

北海道の今年上半期をみると、3月は降雪、低温続きでマイナススタートを切り、4月も引き続き天候不順でマイナス、5月は休みの日に天候不順に見舞われたものの約2%増加と今年初のプラスを記録した。
6月は、14地区トータルで延べ入場者47万1809人を数え、前年同月に比べ1万3人、2・08%の減少となっている。北海道リポートによれば、土日の降雨キャンセル発生で影響を受けたコースもあれば、天候による影響は少なかったとするコースもあり、天候面以外の要因についてもコースや立地・商圏によって増減理由が様々だと報じている。

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「ゴルフ特信」第7254号より一部抜粋

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