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2025.09.26
2025/9/26 インドア市場の成長に期待し、日本市場向け施策

デンマーク発祥の世界的な弾道測定器メーカーとして知られるTrackMan㈱(東京都江東区)は、TRACKMAN東京ショールーム(東京メトロ東西線南砂町駅から徒歩5分)で、報道関係者を対象とした初の『メディアラウンドテーブル』を6月24日に開き、日本市場におけるビジネス展開や日本市場向けに初めて開発した新バーチャルコース「東京ガーデン」の体験会を開催した。

2016年1月に日本法人を設立した同社は、2023年のアメリカ市場はオフコースの人口がオンコース人口を650万人上回った(NGF調べ)ように今後、日本でのインドアゴルフ市場が成長すると予測。25年はインドアユニットの「Trackman iO」やオールインワンユニットの「Trackman Kiosk」とともに、日本市場向けに開発したバーチャルの新コース「東京ガーデン」をローンチするという。Trackmanでは、ゴルフ場のコースデータ著作権を取得し、実際のコースのドローン撮影を含む全工程を自社で制作することで、屋外ゴルフの臨場感をインドアでリアルに再現しているとしており、「東京ガーデン」では富士山や高層ビル群、東京タワー、五重塔、または日本庭園や桜、池等を借景にしたバーチャルなパー3の9ホールで、約15分でプレー可能。忙しい現代のゴルファーにも最適で、初心者から上級者まで幅広いレベルのプレーヤーが楽しめる。シミュレーションにはコースのほか、トーナメント、練習、ゲームの4つのモードを搭載。国内外の大会開催コースを含む440以上のバーチャルコースを収録している。「東京ガーデン」でも屋外ゴルフの臨場感をインドアでリアルに再現しているという。

TrackManを設置したインドア施設は約400施設、Trackman Range導入屋外練習場は79施設(設置予定含む)。日本法人での年平均増加率は社員数32・4%、インドア施設数27・9%増で、Trackman Range数は71・2%増と高い成長率をみせているという。
欧米ではエンターテイメント施設やゴルフ&バーセンターなどが広まっており、日本的なゴルフ&レッスンの中にも新しい練習文化を広めたいとしている。

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「ゴルフ特信」第7243号より一部抜粋

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