2025.06.21
2025/6/21 ゴルフを始める理由は友人・知人からの誘われ圧倒的
スポーツ庁の令和6年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」では、「ゴルフ(コースでのラウンド)」が、「初めて実施したまたは久しぶりに再開した運動・スポーツ」の上位10種目に入ったことで、ゴルフを始めたり、再開した理由や年代の内訳が集計された。
「運動・スポーツを初めて実施した(または再開した)きっかけ」は、全体で〝特に理由がない〟が39・6%を占め圧倒的だが、次に〝友人・知人・同僚に誘われた〟16・1%、〝家族に誘われた〟12・7%が2桁に達し、以下、〝医師に勧められた〟8・8%、〝家族に勧められた〟7・5%と続く。
「ゴルフ(コースでのラウンド)」では、〝友人・知人・同僚に誘われた〟が60・1%で圧倒的で、次に〝友人・知人・同僚に勧められた〟14・8%、〝家族に誘われた〟13・6%等となり、〝特に理由はない〟では15・3%、他の種目と比べ理由(わけ)ありのスポーツであることがわかった。ゴルフのソーシャルな側面を注目したいところだ。〝友人・知人・同僚に誘われた〟が次に多いのは「登山・トレッキング・トレイルランニング・ロッククライミング」だった。
一方、年代性別の参加率はまだ集計表では明らかになっていないが、「初めて実施したまたは久しぶりに再開した」運動・スポーツでの年代別を発表している。このなかで「ゴルフ(コースでのラウンド)」は2・6%あり、男性は60代5・7%、70代5・3%、30代5・2%の順で多く、女性は50代と70代で多かった。高齢者は再開組が多くなりそうだ
「ゴルフ(コースでのラウンド)」の全体実施率は5・4%であることから、初めてないし久しぶり(5年ぶり)でない継続の実施率は3・0%となり、前年の3・8%より低下したことになる。その他分析はローデータが発表されてから報告したい。