2026.03.08
2026/3/8 訪日外客数、過去最速で年間累計3千5百万人突破
日本政府観光局(JNTO)が発表した2025年10月の訪日外客数は389万6300人で前年同月比では17・6%増となり、10月としては過去最高を記録した2024年を58万人上回り、同月過去最高を記録した。また10月までの累計では3554万7200人(前年同期比17・7%増)となり、過去最速ペースを維持し、年間累計では初の4千万人を突破することが確実とみられている。
説明によると、10月は紅葉シーズンの始まりを迎え、欧米豪・中東を中心に訪日需要が高まる時期であるほか、東アジアでは連休に合わせた訪日需要が見られたこと等により、東アジアでは韓国(18・4%増の86万7200人で市場別最大)、東南アジアではインドネシア、欧米豪では米国(20・6%増の33万5700人)を中心に訪日外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となった。カナダ、メキシコなど5市場で単月過去最高を更新したほか、韓国や台湾、米国など13市場で10月として過去最高を記録した。
高市首相の台湾有事をめぐる発言から中国政府は11月14日に自国民に対して日本への渡航自粛を控えるよう呼び掛けたことから、11月以降の訪日客数の鈍化が予想されるが、他地域からの訪日客数は伸びているようで、特に韓国からのゴルフ客が日本に大勢押し寄せていることが、九州など空港に近い地域で報じられることも多くなっている。
なお、10月の出国日本人数は、121万800人で前年同月比8・3%増。1~10月累計では1210万800人で13・7%増となったが、円安の影響は残っているようで、訪日客数ほどの回復は見られていない。
