一季出版株式会社

2026.03.02
2026/3/2 全国営業中ゴルフ場数は2102コースに

営業中ゴルフ場数(11月中旬段階)は、2102コースで昨年同期に比べ12コース減少となった。減少率は0・57%減で、昨年同期の9コース減、0・42%減よりも減少幅と減少率が高まった。
営業中ゴルフ場数が最大だった平成16(2004)年の2356コースと比較すると、254コース、率にして10・78%の減少となった。平成20(2008)年以降18年連続で減少しており、特に平成23(2011)年東日本大震災以降では営業中ゴルフ場数が235コース少なくなった。

営業中ゴルフ場を都道府県別にみると千葉県が154コース(前年同期比1コース減、以下同と省略)でトップ、2位兵庫県149コース(前年同)、3位北海道140コース(2コース減)、4位栃木県115コース(2コース減)、5位茨城県113コース(同)などと続く。最少営業ゴルフ場数は島根県の7コース(同)となっている。
平成16(2004)年と比べて営業中ゴルフ場数が増加した都道府県はなく、一方減少数では北海道36コース、福島県25コース、栃木県24コース、減少率では福島県41・7%減、島根県36・4%減、鳥取県35・7%減、岡山県27・8%減等となった。地域別では東北、北関東、北海道、中国地区が目立ち、東日本大震災を契機に急増したメガソーラーへの転用、需給が厳しい地域で多くなった。
また、令和7年11月中旬調査段階における暫定閉鎖ゴルフ場数は全国24道府県で40コースとなり、前年の43コースより3コース減少した。5年以上閉鎖や転用が決まったゴルフ場は暫定閉鎖から外して既設ゴルフ場数を減少しており、これら件数が令和7年末に15件を数えた。この1年間で新規に暫定閉鎖となったのは10コースあり、一方で2コース(GC金沢リンクス、能代CC)は25年に再開場して暫定閉鎖から外れた。

暫定閉鎖40コースの都道府県別内訳は、栃木県、千葉県、長野県の各4コースが最多で、北海道3コース、福島県、群馬県、大阪府、兵庫県、山口県各2コースと続いた。東西別でみると、東日本24コース(前年同期比4コース減)、西日本16コース(1コース増)となった。
この1年間の新規閉鎖は北海道、栃木、群馬、千葉、新潟、山梨、三重、奈良、大阪、山口の各1コース、計10道府県で10コースあった。
那須国際CC(栃木)はクラブハウスの建替えとコースの改修のため24年12月に3年間程度の予定でコースを閉鎖した。グランデージGC(奈良)は、25年2月から全面クローズして改修工事に移行した。この2コースは再開場を目標としている。
一方、レインボーヒルズCC(千葉)は25年1月5日をもって営業を終了。新潟サンライズGコース(新潟)は25年3月末で営業を終了、バイオマス発電所等に利用する。
メガソーラー事業への売却・転用はやはり多い。徳山CC(山口)は24年末にゴルフ場の営業を終了。ヴィレッジ東軽井沢GC(群馬)は25年5月末で閉鎖、榊原GC(三重)は25年6月末に閉鎖した。
跡地利用は未定ながら、札幌すずらんG場(北海道)が24年末以降、営業を終了。下部温泉郷GC(旧・身延山CC、山梨)は25年5月末に閉場。泉南PG場(大阪)は25年9月28日をもってゴルフ場の営業を終了した。
その他、川越グリーンクロス(埼玉)は荒川第二・三調節池事業の関係で、25年末で営業を終了する。群馬CC(群馬)は24年末に閉鎖を表明後も暫定営業を続けてきたが、メガソーラー事業も視野に入れているので、近いうちに閉鎖される可能性が高い。ノースハンプトンGC(秋田)は25年11月10日を最終営業日とする意向を表明した。

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「ゴルフ特信」第7305号より一部抜粋

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