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2024.02.18
2024/2/18 矢野経済、22年国内ゴルフ用品市場規模21年振り3千億円台

㈱矢野経済研究所(水越孝代表取締役社長、東京都中野区)は、今年5月から8月にかけてゴルフ用品市場に関する調査を実施し、2022年の市場結果の概要を先ごろ発表した。
それによると、「2022年の国内ゴルフ用品市場規模は、メーカー売上高ベースで前年比12・0%増の3092億円となった」としている。
前年(21年)は、20年以降の〝コロナバブル〟と言われる思わぬ好況が日本国内に限らず世界のゴルフ用品市場に及んでおり、プラス成長が続いている。また、原材料高騰を背景とした商品値上げによる金額規模の底上げも、成長の一因として指摘できるとしており、国内ゴルフ用品市場規模が3000億円台を記録したのは2001年以来21年振りとなっている。
製品セグメント別では、ゴルフクラブが数量2・4%減、金額9・4%増(ウッド=数量3・5%増、金額13・6%増、ハイブリッド=1・3%減、6・9%増、アイアン=6・1%減、2・9%増、パター=5・1%増、24・4%増)。ゴルフ用品は金額10・7%増(シューズ=数量3・9%増、金額6・9%増、キャディバッグ=3・0%増、14・8%増など)、ゴルフボールは数量6・4%増、金額10・5%増、ゴルフウェアは金額16・7%増、その他ゴルフ用品は金額7・0%増。

注目トピックとしては、2020年から消費者アンケート調査を実施してコロナ禍に新たにゴルフを始めた新規参入ゴルファーの動向をみており、20年以降の新規参入に加え休眠復活したゴルファーの数は約110万人(拡大推計値)にのぼっている。しかしその一方で、コロナ禍をきっかけにゴルフを始めてはみたものの既にやめてしまった(今年7月現在)〝早期リタイアゴルファー〟も約2割程度存在しているという調査結果だったとしている。
一方、今年(23年)のゴルフ用品市場規模は、前年比3・0%増の3184億3000万円と予測している。同社では、この予測について前年から続く商品単価の上昇を市場成長予測の要因として挙げているが、一方で23年の後半以降は数量の伸び悩みなど課題も顕在化しているという。

「ゴルフ特信」第7004号より一部抜粋

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