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2023.10.28
2023/10/28 第5回JGAルールテスト、12月15日にオンライン開催

公益財団法人・日本ゴルフ協会(JGA)は、第5回JGAルールテストの実施要綱を公開した。
今回も受験者個人のPCからオンライン受験となり、開催日時は今年12月15日の16時~17時の60分間。推奨動作環境にあるか確認できるデモ試験も実施しており、常時接続が可能なインターネット通信環境が必要としている。
テスト内容は2023年1月施行の「ゴルフ規則のオフシャルガイド」(※規則21~25に関する問題は最大で2問出題される)でゴルフ規則書、その他資料の閲覧可。出題範囲は適用条項問題(四者択一)20問、定義問題(二者択一)20問、罰打問題(四者択一)20問、正誤問題(四者択一)40問の計100問。
受験料は一律5000円(税込み)。10月3日より定員350名を先着順に受け付けし、10月31日まで申し込み可能だが、定員に達した時点で申込みを締め切る。10月3日JGAのHPで詳細を公開する。11月からオンラインでテスト受験も可能という。

受験後、各級の合格に応じた証書と成績表が郵送される。テストの評価は点数によって表示される。証書を「JGAルールテストA級」「(同)B級合格」と自己の規則知識の証明として使用することができるが、「JGAレフェリー」などの文言は使用できないという。個人結果の公開も一切しないとしている。ただ規則知識レベルの目安としては、90%以上の正解率がS級として国レベルのチーフレフェリー、80%以上がA級で国レベルのレフェリー、70%以上がB級として地区、都道府県レベルのレフェリーとしている。
同テスト実施要綱では冒頭に、JGAではこのテストの目的は、主にレフェリーや競技運営者のゴルフ規則の知識を評価するためとし、競技団体、ゴルフ倶楽部/クラブのレフェリー、委員、競技運営者等が受験することを想定してデザインされている。このため競技団体や、各々の競技の委員会はレフェリーの採用のための基準としてこのテストの結果を採用することができるが、このテストの結果で「JGAレフェリー」の資格を得られるわけではないとしている。レフェリーには経験、技術、コミュニケーションの能力も不可欠として、レフェリーを採用する際、このテストの結果に加え、独自にレフェリーとしての能力を評価することをお薦めするとしている。

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「ゴルフ特信」第6963号より一部抜粋

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