一季出版株式会社

2023.09.23
2023/9/23 4月動態統計速報、ゴルフ場は客単価増で売上高増

経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計」の2023年4月分の速報を発表した。
同月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)の利用者数は89万577人で、前年同月比1・6%の減少と3カ月振りに減少している。売上高は87億76百万円で前年同月比2・2%増となり、3カ月連続の増加となっている。

4月は、土・日祝日の日数は前年同月と同じながら、平均営業日数は26・2日で前年同月と比べ1・0%増加し、利用料金収入は平日が4・3%の増加、土・日祝日は0・1%の増加となった。曜日別での利用者数は、平日で会員1・1%減、非会員0・3%増、土・日祝日は会員2・7%減、非会員4・1%減となった。食堂・売店(直営)収入は5・4%増と伸びが続いている一方、キャディフィは1・9%減と減少が続いている。

4月の18ホール換算は、営業ホール数が前年同期比1・3%減少となっており、利用者数0・3%減、売上高3・5%増となった。客単価(1人当たり利用額)は9854円で、前年同月に比べ3・8%のアップとなっている。1日当たり利用者数は126・4人で前年同期比では1・1%の減少となった。
また、ゴルフ練習場の4月は利用者数が土・日祝日に前年同月比4・6%減でトータルでは6・2%の減少。売上高は4・5%の減少で、ともに6カ月連続の減少と反動減が続いている。
4月の対個人サービスでは遊園地・テーマパークが59・4%増(18カ月連続増)、ボウリング場は19・3%増(18カ月連続増)、パチンコホール10・6%増(10カ月連続増)、フィットネスクラブ5・2%増(17カ月連続増)となり、ゴルフ練習場以外は復調が続いている。

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「ゴルフ特信」第6952号より一部抜粋

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