一季出版株式会社

2023.09.22
2023/9/22 全国判明分5月入場者、天候不順で前年比5・70%減

全国判明分の5月入場者状況が、ゴルフ業界専門情報サイトやゴルフ団体の調べで明らかになり、一部を除いて前年同月割れとなっていることがわかった。
北から順に増減率をみると、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、111コース)は前年同月比2・52%の増加、東北地区(東北ゴルフ連盟調べ、101コース)は3・18%の減少、栃木県(県ゴルフ場協議会調べ、101コース)は3・13%の減少、東京都(都支配人会調べ、16コース)は3・54%の減少、山梨県(県支配人会調べ、38コース)は6・55%の減少、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、201コース)は6・75%の減少、関西地区(一社・関西ゴルフ連盟調べ、236コース)は7・18%の減少、中国地区(一財・中国ゴルフ連盟調べ、107コース)は10・99%の減少、四国地区(四国ゴルフ連盟調べ、57コース)は7・60%の減少、九州地区(九州ゴルフ連盟調べ、190コース)は5・54%減と続いた。

全国判明分(41都道府県)では、1158コースの延べ入場者が500万7189人を数え、前年同月に比べ30万2844人、率にして5・70%の減少となった。
5月は全国的に天候不順で、週末に雨が降るというタイミングの悪さも重なった。都道府県別では、過半数の37都府県が前年同月実績を下回った。前年同月比増は、沖縄県(12・14%増)、北海道(2・52%増)、福島県(1・03%増)、宮崎県(0・94%増)の4道県で、北海道では道外客が大幅に増加したが天候不順で2%台の伸びとなった。
一方、全国判明分の1~5月累計については、1158コースの延べ入場者数は1749万9030人で、前年同期の1762万2201人に比べ12万3171人、0・70%の減少となった。1~4月累計から2・16ポイント下落している。東北地区(7・27%増)、北海道(4・38%増)は春までの貯金があり好調をキープ、九州地区(0・46%増)、中部地区(0・16%増)、首都圏等3都県(0・37%減=栃木0・26%減、東京0・87%減、山梨0・34%減)は前年並み、四国(1・45%減)、中国(2・65%減)、関西(3・59%減)の3地区は落ち込んだ。

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「ゴルフ特信」第6952号より一部抜粋

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