一季出版株式会社

2023.06.27
2023/6/27 小金井ゴルフ㈱(東京)の昨年末決算、13・5%の増収

株主会員制の小金井カントリー倶楽部(18ホール、東京都小平市)経営の小金井ゴルフ㈱(草刈隆郎代表取締役社長)は、3月24日に関東財務局へ第87期(2022年1月1日~12月31日)の有価証券報告書を提出した。
同期の売上高は6億8091万4千円(前期6億21万3千円に対し13・5%増)で、経常損失359万8千円(経常利益2億128万6千円)、当期純利益620万5千円(当期純利益1億8115万9千円)と増収となるも赤字となった。

経営成績等の概要によると、新型コロナウイルス感染症対策を実施し段階的に来場者の受入れを継続したことにより、総来場数はコロナ前の水準まで回復し、営業日数は318日(前期比3日増)、総来場者数は2万5527人(前期比2065人増、8・8%増)となった。一方で営業費用は9億4790万1千円(前期比6477万4千円増、0・8%増)となり、営業損益は2億6698万7千円の損失(前期は2億8291万3千円の損失)となった。
説明では受取手数料が1億6千万円(前期比1千万円減)、新規会員加入に伴う入会金収入が9千万円(前期比7750万円減)あったが、会員から徴収の新型コロナウイルス感染症特別徴収(前期は1億3545万円徴収)を87期になくしたこともあり、経常損益は359万8千円の損失(前期は2億128万6千円の利益)となった。これに、特別損失31万7千円と法人税等229万円(前期比1771万3千円減)を計上し、当期純損失が620万5千円になった。売上高に関してはほぼ第83期や84期並みに回復したが、特別徴収や入会金収入減が影響した形だ。

来場者2万5527人の内訳は会員1万227人(2・3%減)、ゲスト1万5300人(17・8%増)だった。
経費に関してはコース維持費が50・2%増の1億5627万5千円(1億402万6千円)、水道光熱費が23・9%増の3660万3千円(2954万6千円)と増えた。

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「ゴルフ特信」第6925号より一部抜粋

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