一季出版株式会社

2022.11.13
2022/11/13 8月プレー料金指数、100・8Pで2・4%上昇

総務省統計局が発表した令和4年8月の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は102・5ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比2・8%上昇、電気、都市ガス代などの2割近い上昇が続き12カ月連続の上昇と物価高が強まっている。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の8月の全国指数は100・8Pで、前年同月比は2・4%上昇した。4月から5カ月続いての上昇となった。「東京都区部」の8月のプレー料金指数は93・7P(1万2198円)で0・9%下落し、2カ月続けての下落となった。

小売物価統計による主要都市部の8月のゴルフプレー料金でみると、東京都区部が前出通り1万2198円(0・9%減)で最も高く、福島市が1518円(前年と同)で低い。上昇率では津市の35・4%増(5317円→7200円)、下落率では松山市18・7%減(1万133円→8240円)が目立った。集計46都市のプレー料金は単純平均で5285円となり、前年の46都市での5286円と比べ1円、率では0・0%下落し、4カ月連続の下落となった。
今年のゴルフ場の動態統計や各地区入場者状況は、好調な報告が多いが、物価指数的には頭打ち状態で、東京都区部のように下がり始めたところも出てきている。エネルギー関係が値上がりを続けている中で、どうプレーフィに転換していくか。統計には反映されていないが、一部ゴルフ場でこの秋から200~300円の値上げを表明するところも増えたようだ。

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※「ゴルフ特信」第6848号より一部抜粋

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