一季出版株式会社

2022.10.11
2022/10/11 7月プレー料金指数、99・6Pで0・9%上昇

総務省統計局が発表した令和4年7月の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は102・2ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比2・1%上昇し、電気、都市ガス代など光熱費の上昇が続き11カ月連続の上昇と物価高が続いている。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の7月の全国指数は99・6Pで、前年同月比は0・9%上昇した。4月から4カ月続いての上昇となった。「東京都区部」の7月のプレー料金指数は96・1P(1万2515円)で0・6%下落し、4カ月振りの下落となった。

小売物価統計による主要都市部の7月のゴルフプレー料金でみると、東京都区部が前出通り1万2515円(0・6%減)で最も高く、福島市が1518円(前年と同)で低い。上昇率では福井市の15・9%増(1851円→2145円)、下落率では松山市18・7%減(1万133円→8240円)が目立った。集計46都市のプレー料金は本紙集計の単純平均で5216円となり、前年の46都市での5277円と比べ61円、1・2%下落し、3カ月連続の下落となった。
今年のゴルフ場の動態統計や各地区入場者状況は、好調な報告が多いが、物価指数的では頭打ち状態となっている。

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※「ゴルフ特信」第6836号より一部抜粋

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