今年は早めの梅雨明けで暑い日が多くなっているが、パシフィックゴルフマネージメント㈱（田中耕太郎代表取締役社長、東京都台東区東上野、ＰＧＭ）は、親会社の㈱平和と共同開発した送風機をゴルフカートに取り付けた「Cool Cart」（クールカート、商標出願中）を８月より順次運用開始すると発表した。
夏シーズンのゴルフプレーにおける熱中症対策への選択肢として提供するというもので、カートにはクーラーＢＯＸも設置し、スポーツドリンク、おしぼり、ミストスプレーボトルをセットし、さらに快適にお過ごしいただけるようこだわっているという。
送風の強さは「強」「弱」の２パターンから選ぶことができるため、当日の天候や温度・湿度などの状況に応じて調整が可能。また送風機は直接上半身全体に吹き付けられるように設置しており、風向きの調整もできるため、ラウンド中の快適さが向上するという。連続駆動時間は約６時間で、人感センサーにより無人環境時には自動停止する。

「Cool Cart」の運用は、８月にハイグレードゴルフ場ブランド「ＧＲＡＮＤ ＰＧＭ」（グラン ＰＧＭ）の関東10コースと「ＰＧＭゴルフリゾート沖縄」、および「ＫＯＳＨＩＧＡＹＡ ＧＯＬＦ ＣＬＵＢ」にて開始。９月上旬には全国50コースでの運用を開始し、合計62のゴルフ場へ導入予定。１コースあたり10～40台、合計９６７台の運用を予定し、「Cool Cart」を利用してのプレー予約は、７月11日よりＰＧＭ Ｗｅｂで受付開始している。
利用料金は１台につき１ラウンド１人７００円（税込）、「ＧＲＡＮＤ ＰＧＭ」は９００円としている。
なお、スタートキャンペーンとしてＰＧＭ Ｗｅｂにてキャンペーンを実施する。応募期間は７月11日から９月30日までで、ＰＧＭゴルフリゾート沖縄は８月１日からのプレーを対象、他のＧＲＡＮＤ ＰＧＭの10コースとＫＯＳＨＩＧＡＹＡＧＣを含む11コースは８月６日からのプレー、その他対象ゴルフ場50コースは９月１日からのプレーが対象となる。ＰＧＭ Ｗｅｂユーザー登録やＰＧＭロイヤルティプログラム登録、キャンペーン応募の３ステップで１プレーに付き予約代表者に１０００ポイントプレゼントとなっている。

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※「ゴルフ特信」第６８２１号より一部抜粋