一季出版株式会社

2022.07.26
2022/7/26 ゴルフパートナーの「はじごる」、8年で20万人突破

ゼビオグループの㈱ゴルフパートナー(石田純哉代表取締役、東京都千代田区)は、2014年8月11日よりスタートした「はじめてのごるふくらぶプロジェクト」(はじごる)により誕生したゴルファーが今年5月22日で20万人を突破したと発表した。
同社によると「はじごる」は、ゴルフ業界が産業活性化策を講じなかった場合、2025年のゴルファー人口は、2011年比で78%にまで減ると言われたことから、〝私たちは、この厳しいゴルフ業界を変えたい!一人でも多くの方にゴルフをはじめて欲しい〟と考え、ゴルフクラブ(中古のアイアンやウェッジ)をプレゼントする企画を始めその結果、開始から8年余りで、20万人を突破したという。またコロナ期の2020年は「三密回避」からゴルフを始めた方は約17万人とも言われたと紹介しつつ、本プロジェクトではコロナ期以降で20代や女性のゴルファーが数多く誕生したことが読み取れるという。

同社の集計ではクラブをプレゼントされた方々の約60%がゴルフ用品(練習場を含む)を購入しはじめているという〝嬉しいデータ〟も出ているとして、〝コロナによる社会情勢の変化の中、従前からの私達の取組が相乗効果を生み、新たなゴルファー層の創出につながっております〟と報告している。
同社のプロジェクト参加の男女比はコロナ期以前(20年以前)は27・2%だったが、コロナ期以降(20年~)は37・4%まで約10ポイント向上し、以前は男女とも30代の参加者が最も多かったのが、コロナ期以降は20代が男女とも最も高い構成比になった。このため長年ゴルフ業界が取り込めなかった若年層や女性がゴルフを始めていることが顕著に表れていると報告している。

また本プロジェクトによりクラブを1本プレゼントされた方を対象とした「利用動機」は58・1%が「人から勧められて(紹介)」と断トツで、2位の「自分から進んで(自発的)」を含めると実に95%以上の方が、潜在的に興味を持っていて「きっかけ」さえあればゴルフを始めることが見て取れるという。さらに、その後の購買行動では約60%の方が何らかの商品を購入し、30%以上の方がゴルフクラブを自費で購入し、約9%の方がゴルフパートナーの練習場を利用しているという。
このため、きっかけは1本のクラブに過ぎないが〝始めさえすれば「続ける」〟とまとめ〝これからゴルフを始めたい方へ。同プロジェクトから始めてみませんか?〟と呼び掛けている。

関連記事:2018/8/25  ゴルフパートナー、立川国際カントリー倶楽部店(東京)オープン

※「ゴルフ特信」第6812号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら